Workspace ONE Accessでは、接続元のネットワークに応じて認証方法を柔軟に定義することができます。 タイトルの「場所」についても、GPSでどこにいるかということではなく、要は「 ネットワーク的にどこにいるか 」という意味ではありますが、企業においてはインターネットへの出口となるIPは固定されているケースも多く、 接続元のIPアドレスが 自社のIPアドレスになっている=オフィスに来て会社で仕事をしている (VPNなどを利用していればこの限りではないですが)という考え方もできます。 そこで、今回は接続元のネットワークに応じた認証ポリシーを適用する、ということをやりたいと思います。具体的にはオフィスのネットワークからのアクセスの場合はIDとパスワードのみでログイン可能だが、外部からのアクセスの場合は Workspace ONE UEMで管理されていること も認証の条件にする、というようなことを実現してみます。(Workspace ONE UEMで管理されているか、という条件については こちら を参照) オフィスのネットワークからのアクセスということは信頼された接続元と見なしてID/PW認証だけで通すけど、それ以外からのアクセスはアヤシイのでデバイスが自社で管理されているものか、という点までちゃんとチェックしますよ、という考え方です。 始めに、社内ネットワークからのアクセスかそれ以外か、ということが区別できるようにしないといけないので、社内ネットワークのIPアドレス範囲の定義を作成します。Workspace ONE Accessの管理コンソールで、IDとアクセス管理>管理>ポリシー に移動して、「ネットワーク範囲」をクリックします。 デフォルトですべてのIPアドレス範囲である「ALL RANGES」という定義が存在します。 新しく社内ネットワークを定義する範囲を追加するため、「ネットワーク範囲を追加」をクリックします。 社内ネットワークからインターネットにアクセスする際の接続元となるIPアドレス範囲をここで定義します。複数ある場合は範囲の開始~終了という形式で入力し、一つずつ指定する場合は開始と終了を同じ値にします。 次に、接続元のネットワークに応じた認証ポリシーを設定します。 orkspace ONE Accessの管理コンソールで、IDとアクセス管理>管...