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12月, 2022の投稿を表示しています

SensorsでmacOSからもデバイス情報をキャッチ

このブログは、 vExperts Advent Calendar 2022 の20日目の投稿です。 以前、Workspace ONE UEMのSensorsという機能でWindowsデバイスから様々な情報を取得できるという投稿( コチラ )をしましたが、Sensorsという機能はmacOSでも利用できます。 改めてSensorsという機能について記載しておくと、WS1 UEMでは管理下のデバイスから様々な情報を収集することでIT管理者がデバイスの情報を把握しておくことができます。 特別な設定をせずともデバイスをUEMの管理下に置くだけで収集できる情報はたくさんあるのですが、用途や要件によってはデフォルトで収集できる情報では十分ではないケースもなくはないです。そういった場合にこのSensorsという機能を利用することで対応ができる可能性があるのです。 基本的な考え方はWindows10と同じで、デバイスに対してコマンドを送信してその結果を応答として返してもらうというものなので、macOSのターミナルアプリで実行できるコマンドでスクリプトを作成すれば標準では取得できない設定値なども取得できることになります。 ここでは、macOSでリモートログインが有効になっているか否かをSensors機能で取得してみたいと思います。デバイス上でGUIで見ると以下の箇所ですね。 デバイス上で見れば上記画像のようにGUIでサクッと確認が出来ますが、WS1 UEMで標準的に取得される情報にはこの設定値の状態は含まれていないので、Sensorsで引っこ抜いてみるというワケです。 大まかな流れは以下の通りです。      1.macOSデバイス上のターミナルアプリで設定値取得可否の確認      2.Sensorの作成・割り当て     3 .動作確認 1.macOSデバイス上のターミナルアプリで設定値取得可否の確認 まずは、macOSデバイス上でターミナルアプリを開いてリモートログインの設定状態を取得できるコマンドを探してみます。どうやらこのコマンドで取得ができるようです。 >sudo sysytemsetup -getremotelogin (参考: https://support.apple.com/ja-jp/guide/remote-desktop/apd95406b8d/mac