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Workspace ONE Accessのユーザー選択式認証

WS1 Accessに新しい認証方法が追加されました。 https://docs.vmware.com/en/VMware-Workspace-ONE-Access/services/rn/vmware-workspace-one-access-release-notes/index.html 「User Choice of Authentication」というもので、簡単に言うとWS1 Accessにログインするときの認証時にユーザー自身で認証方法を選択することができるという機能です。 利用イメージとして、WS1 Accessの認証時に①パスワード認証(知識要素)+②OTP認証(所有要素)を要求する構成としたときに、②OTP認証の方を選択方式にして、管理者が許可した方式であればどれを利用してもいいよ、といった形でユーザーが利用しやすい認証方法を選択することができるようになります。 今回は、まず選択式認証の設定方法を確認して、例として「パスワード認証+OTP認証」の構成で認証子アプリケーションを使用してログインするということを試してみます。 大まかな流れは以下の通りです。      1.Workspace ONE Accessの認証ポリシーの設定     2 .動作確認 1.Workspace ONE Accessの認証ポリシーの設定 WS1 Accessにログインして[統合]>[認証方法]をクリックして認証方法の一覧を見てみますが、特に認証方法の設定に「選択式認証」といった設定があるわけではなさそうです。 どうやらポリシー設定内で完結する設定のようなので[リソース]>[ポリシー]をクリック後、ポリシーにチェックを入れて[編集]をクリックします。 設定方法はシンプルで、1つ目の認証方法(今回は「パスワード(クラウドデプロイ)」)を設定後、[ 認証の追加 ]をクリックすると[ および ]という形で追加の認証方法を定義できるようになるので、その後[ 追加 ]をクリックして認証方法を並べていくことで、[ または ]でつなげられたいずれかの方法を認証時に選択することができるようになるという具合です。 一通り設定し終わったら[ 保存 ]をクリックします。 【補足】 [ および ]で認証方法を複数にすることは以前からできましたが、[ または ]を定義できるようになっ