Workspace ONEでは管理下のデバイスに対して通知を送信することができます。具体的にはMDMエージェントやアプリケーションカタログの役割も果たすIntelligent Hubに対し、通知を表示させることができる、という機能です。
単なるメッセージを表示させるだけの通知をすることも可能ですが、何らかのアクションを促す通知を行い、ユーザに操作を要求するということもできたりします。
まずは、Hubサービスの管理コンソールを起動したいので、Workspace ONE UEMの管理コンソールにログインし、右上のメニューから[Workspace ONE Hubサービス]をクリックします。
左ペインから[通知]をクリックします。
[カスタム通知の作成]をクリックします。
[名前]に任意の名前を入力し、優先度は[標準]を選択後、[次へ]をクリックします。
[テンプレート]は[実行可能]を選択し、[タイトル]や[説明]に通知に表示させる文言を入力し、下の方にスクロールします。
続けて、[アクションボタンのテキスト]には通知内のボタンに表示させる文言を入力します。[アクションボタンの動作]は[開く場所]にしておき、[リンク]にアクションボタンタップ時に遷移するURL(今回は例としてGoogle Workspaceのステータス確認ページ)を入力し、[次へ]をクリックします。
プレビューを確認し、[保存]をクリックします。
管理コンソール側の操作はこれで完了です。デバイス側の見え方を見てみます。
iPadの画面をオンにすると何やら通知が来ています。
通知をタップするとHubが開き、通知の詳細が表示され、管理コンソールで設定した文言が表示された通知が来ていることが確認できます。アクションボタンをタップしてみます。
アクションボタンをタップすると、Hub管理コンソールにて設定したURLが開かれ、サービスの稼働状態が確認できるサイトが表示されました。
今回は例としてサービスの稼働状況が確認できるサイトのURLを通知してみましたが、アクションボタンのリンクをオンライン学習サービスのURLなどにしておけば、従業員に教育の受講を促す、といった使い方もできます。
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